「人生30年」論
チームの研修で「人生のミッションツリーを言語化する」という課題があり、この1週間はそれを考える期間だったので、そのことについて少しだけ書きます。
ミッションツリーで書く内容は、直近は2,3月の目標から、広くは人生で成し遂げたいことまで。
直近の話は現職に寄るのでおいておきますが、わたしのミッションとしては「人生を30年で終えること」です。
すごく引かれるというか、変な人だと思われるんですが、わたしとしては全くネガティブな思想ではないんです。
そう考え出したのは高校,大学時代と、わりと早い段階で、自殺願望があるわけではないんです。なぜそう至りはじめたのかは覚えてないですが、キッカケとしては「歳をとりたくない」「将来しあわせになるイメージが一切持てない」ということ。
それだけを切り取るとネガティブですが、いくら想像力を働かせてもおばあちゃんになることは考えられないし、結婚や子どものことなんて一切頭にないんですよね。ただなんとなく、周りが結婚し始めて「あぁそういう年齢なんだな」と傍観している程度で、まったく自分ごと化できていない。
まぁそんなわけで今年26歳になるにも関わらず、30歳で人生を終えることをいまだに諦めてないんです。
なんでだろうというのを、実際にチームに話しながら深掘りしてみた結論が「明日死んでもいいように生きる」ということでした。
以前のエントリでも書いてますが、自分の直感には結構自信を持っているので、これまでの人生の選択で後悔したことがないんですよね。なのでその時々で自分なりに正しい道を歩んでいる自信があるし、楽しめる自信もある。
『置かれた場所で咲きなさい』ではないですが、わたしはカメレオンタイプで、(断言する自信はないけど)その場で求められている人格を形成できる人間。なので高校時代の自分といまの自分ではキャラが違うし、それを切り分けようと意識しているフシもあります。
人生30年と一旦おいてみると、意外といまやるべきであろうことや、全力をかけてやりたきことが見つかってきていて、わたしは「愛をもって、手触り感をもちながらサービスを育てる」ことをあと1〜2年でしたいし、2〜3年でサービスを0→1フェーズで作り上げたい。そのために、いまいる会社をある意味“使って”、できることを増やそうという期間がいまです。
まだふわっと考えているだけなので実態はないですが、やっぱりWebをもってリアルな体験に刺激を与えられることはたのしいし、そういうサービスを通して自分自身のあらたな価値観を創出していきたいとも思っています。そのためにはやらせてもらえることは何だってやりたいし、これまでやってこなかった業務領域にも手を出していきたいんですね。
前述した「明日死んでもいいように」という意味で、目の前のことを全力で取り組んでいきたいし、趣味もとことん深掘っていきたい。もともと欲目があまりないので、お金を稼ぎたいとか社会に貢献したいとかでは正直なく、自己満足がしっかりとできるように、いま全力で走っていたいんです。
走りつづけて満足した結果であれば、30歳を超えてもバリバリ働いていてもいいし、だいすきな京都でフリーターをやっていてもいいんです。
きっと30歳を超えても、よほどのことがない限り元気で生きているんじゃないかなといまは思っていますが、そういう気概をもって日々を送っていきたいという希望を込めて、あと5年は「人生30年」論をブラさず唱えていきたいなと思います。