20130309

わたしにとって「3月9日」は、特別ではないけどとっても大切な日です。

 

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Twitterでたまたま見つけた募集に「もう授業がなくて暇だったから」「インターンって就活に役立ちそう」という(いま考えるとありえないくらいアホな)理由で北参道に足をはこんだ、20歳の春。すてきな女性とちょっと変な男性に出会って、たった30分で人生が変わってしまった日。

 

そんな2013年3月9日から、5年。

 

出会ったときの社長の年齢に、いま自分がなってしまっています。

 

…って自分で書いていて、いろんな意味でびっくりしているんですが、それだけ年をとってしまったし、世界はものすごいはやさで回っているんですよね。

 

毎日のように一緒にいた人とたまにしか会えなくなったり、みんなとはちょっと毛色の違う会社に転職したり…。

特にこの1年間で環境がめまぐるしく変わって感じたのは、5年って長いようですごく短いということ。大学の4年間よりも、ぎゅっと濃くてはやい気がしています。

 

昔より泣かなくなったとか、物ごとにあまり動じなくなったとか、ある程度の社会人スキルは身についたとか、、

5年間でわたしなりに良い(?)方向に変わったことはあるかもしれないけれど、5年前に出会った2人のそのときよりも立派な人間になれていないし、一生かけても敵わない気がしています。

 

そういう「悔しいな」と思える人たちに、この5年間でたくさん出会えたのはまぎれもない財産で、誇りです。

だから、あの日よくわからないマンションに行って、この世に生まれてもいないサービスの編集部に入るという選択をしてよかったな、っていうところに結局行き着くんですよね。

 

まだまだできないことばかりで自分に納得できたことはないけれど、25歳なんてもういいオトナだし、5年間でお世話になった人たちに恥ずかしくない人間になりたいなとも思ってます。

 

特別ではないけど大切なこの日を、来年も穏やかなきもちで迎えられたらいいなと思う週末でした。